アンパル・バンバン

sumao

2006年12月08日 18:59



行ってきました、名蔵アンパル。
昨日ガザミを見てしまったから、いてもたってもいられません。
「さあ、スマオさん、バンバンとるぞー」
名蔵湾に面したこの大マングローブ地帯は、自然の宝庫。
ラムサール条約登録湿地でもあり、水鳥もいっぱい。
やつらは、ここに息をひそめているといいます。
結果は、惨敗。
「ちきしょう、今日はハズレだな」
カニのカの字もおがめないありさまでした。



けれど、足元を見れば、ばかでっかい貝。
マングローブ域に生息する、世界最大級のシジミ、シレナシジミです。
有頂天になってとれば、ものの十分でこの通り。
食ったらうまいといいますが、
こいつらはなかなか泥をはいてくれないため、
結局、ぜんぶ川へかえしました。





「でも、ただで帰るわけにはいかねえよ」
というわけで、クマデで地面をひっかけば、でてくるでてくる。
「え、エッチャン貝だ!」
本当の名前はわからないけれど、
えっちゃんが捕ってきて食わせてくれる、たいそううまい貝です。
「やった、やった」
「どうだい、今晩はこれで味噌汁だぜ」
島の恵み、我にあり。
晴れた空の下、とっても気持ちいい一日でした。


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