清明祭

sumao

2007年05月03日 19:52



よく晴れた夏日、清明祭に連れて行ってもらいました。
清明祭とは、旧暦の3月の吉日を選んで行われる先祖供養の行事。
お墓のでお供えをし、この世の人も家族みんなでいただきます。



ご先祖様への言葉を司るのは、やっぱりばーちゃん。
中国から伝わったこの習慣は、八重山や宮古にはなかったと思われますが、
ばーちゃん家の源流は沖縄の崎本部で、毎年つづけられてきたそうです。
今年もえっちゃんが夜鍋してものすごいご馳走をこしらえ、
お墓の前で、いつもの笑い声がそろいました。
「お墓の前でパラソルなんか立ててええんかいな?」
「いーの、いーの」
むずかしいことはさておき、みんな元気だよーと、
ご先祖様と交流する機会でもあるのかもしれません。





「スマオー、ちゃんとウートートーした?」
出かける前に、トートーメーにご挨拶しましたが、
習慣で南無阿弥陀仏からはじめてしまう僕がいます。
つたなくても自分の言葉で話すことが大切なのでしょう。
「あい、たくさん食べれ」
今日の日に、僕が誕生日にあげた帽子をかぶってくれたばーちゃん、
あっちのじーちゃんと話せたかな・・・ふと思った午後でした。


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