島の時間 bｅ

25点の習作をまとめたブックです。
沖縄には強い日差しと風雨にさらされていい味をだしたコンクリや鉄などが見られます。
それら様々な時を刻んだ「痕跡」を、できるだけまっすぐに撮ったものです。
結果であると同時に過程でもあるその光景に、
写真が無常の記録であることに気づかされたりしました。



写真が好きな方なら、木下美羽さんの作品群「Mius」や
ダニエル・ロペスさんの作品集「沖縄正面」などを思い出されたかもしれません。
実は、大阪にいる僕の友人が学生時代に取り組んでいたテーマなのです。
ひさしぶりに彼と広告をつくったことを機に、同じことをやってみようと思い立ち、
彼と話をするつもりで、身近なものから撮りはじめました。
作品としてはまだまだ途上でありますが、
いつかみなさんにも見ていただけたらと思っています。
その際はぜひよろしくお願いします。