2006年11月07日

小浜島結願祭1

小浜島結願祭1

はじめて見ました。
小浜島結願祭の奉納芸能。国指定重要無形民俗文化財。
祈願が成就したことに感謝する願解きの儀礼だそうです。
そのもようを今日からシリーズでお届けします。

小浜島結願祭1

その日、いつもはしずかな嘉保根御嶽に、

小浜島結願祭1

おどる命がありました。


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Posted by sumao at 23:02│Comments(7)小浜島
この記事へのコメント
一番下の写真、帆に写る樹木の陰が波うち、今にも出向する舟だね!これはいい!けど、一番上の写真はもっといい。これは傑作!そう思うというか、確信がある。素晴らしい!技巧に拘ることなく、スナップで、ゆえに、3層が揺らめき、移ろい、しかも、写真の枠にそれを掴む。予断ですが、こういうのは暫く撮れないと思う(笑 機会を探して、何かに応募すればいいと思います。これは傑作!だよ
いい意味で、恐ろしいもの、みる者にのりうつってくる感じだな~
Posted by toroom at 2006年11月08日 04:16
> toroomさん
ありがとうございます。
海洋写真家の友人に言われたのですが、
僕の写真の核みたいなのは、スナップ。
だからとってもうれしいです。
それにしても、当日は天気も空気もいい日で、ラッキーでした。
島の人の手で長くつづけられてきたお祭り、最高によかったです!
Posted by スマオ at 2006年11月08日 20:21
こんばんわ
昨日は挨拶もしないで書き始めていますね。大変失礼しました。
それにしても、改めて見直してみると、益々、良くなってくる。
ただ、自分が書いたものを読み直してみて、気がついたのですが、
「写真の枠にそれを掴む」と書いて、「掴んだものによって
写真の枠それ自体が揺さぶられている」そのことを書かなくてはと思い立ち、
今、慌ててそうしています。

あと、昨日は上記の写真に目を奪われてだったのか、
一番下の写真も帆の方ばかりに目を奪われて、
気がつかなかったのか、これも実に大きな写真ですね!
踊る女性たちの手に目がいくと、これもただならぬ写真へと変貌してしまう。
周りを座った人たちが丸く取り囲み、あたかも宙の舞台を舞うかのように
帆を舞い上げ、舞い上げた帆が宇宙を引き受けるかのように
回転する樹影が漂いだす。
更に、その帆は奥の建物の瓦屋根に屋根をかけるかのようでもあり、
その帆の屋根に樹木は屋根をかけ、その樹木を映す帆のスクリーンの陰のあいだに光る、その空間が観る者を包み込んでくる。
大きい写真ですね、こちらも傑作だと思います。
Posted by toroom at 2006年11月08日 22:46
「スクリーンの陰」は「スクリーンの影」でした。すみません。
Posted by toroom at 2006年11月08日 22:49
> toroomさん
ありがとうございます。光栄です。
いただいたコメントを見たとき、
舟というのは宇宙を行くそれだ!と思いました。
ちょうど風がきて、幕がふわっと浮いた一瞬でした。
踊りは、よくはたらくまめまめしい女の人をたたえる農耕歌。
田畑を耕す中に宇宙が連なっていたのかもしれません。
Posted by スマオ at 2006年11月09日 21:41
こんばんは。

ここで言われていることは十分に共感をともなって理解できます。
唄、踊り、風、樹木、空、雲、影、舞台(人も含んだ)といった、隣接するものが
幾重にも相互に引き込みながら反発し合って、
流れるように時空が推移していく。

一度、ぼくもこの現場に立ってみたくなりました!
Posted by toroom at 2006年11月10日 01:58
> toroomさん
みんな普通の島人、だからいいのでしょうね?
見物人のためにやっているわけではないのに、
見物人の誰もが何かしら持ち帰ったように思います。
長いことつづいてきたお祭り、
機会があればぜひ行ってみてください。
Posted by スマオ at 2006年11月10日 20:44
 
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