2007年11月06日

8月:アンガマ

8月:アンガマ

8月26日と27日、アンガマをみにいきました。
旧盆に行われるアンガマは、祖先の霊を供養する八重山独特の伝統行事。

グショー(後世)からやってきたウシュマイ(お爺)とンミー(お婆)が
花子たちを引き連れて家々を訪問し、踊りや珍問答を繰りひろげます。
昨年のこの日は甲子園初戦と重なったこともあり、僕は今回が初めて。
各お家の庭先に入れてもらって観るあの感じ、最高でした。

8月:アンガマ

踊りの合間、観客から投げかけられた質問に、
ウシュマイとンミーがこたえるのが見所のひとつ。
やりとりはすべて方言で、ウイットに富み、短いのに奥深い。
例えば、
愛する人がいるのに、一緒にあの世にいけないのはどうしてか?
ひとりで生まれてきたのだから、あの世にもひとりでいくのだ。
けれど、また会える。その証拠に、こうしてウシュマイとンミーは一緒にいるではないか!

8月:アンガマ

27日はウクリィピー(送りの日)。
サトウキビの杖と一緒に送り火をたいて、ご先祖さまをお送りし、
しずかな夜に感謝したのでありました。


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Posted by sumao at 21:00│Comments(0)島日記
 
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