2007年11月01日
川平の節祭・マユンガナシ
昨夜、石垣島の川平で節祭のマユンガナシを見てきました。
※写真はマユンガナシがかぶっているのと同様のクバ笠です。
節祭(シチ)は、農耕の折り目に行われる、神の国の正月行事。
川平では、旧暦9月か10月の戊戌の日から5日間行われ、大晦日にあたる1日目の夜、
マユンガナシ(真世加郡志)という来訪神(あるいは神の使者)が二人一組で家々をまわり、
カンフツ(神口)と呼ばれる祝詞をとなえる儀礼があります。
撮影ができなかったため残念ながら写真はありませんが、
初めて見るマユンガナシは予想以上に厳かなものでした。
地元青年が扮したマユンガナシは、クバ蓑にクバ笠。
その姿は、淡路島に近年まで行われていたヤマドッサンにそっくり。
秋田のナマハゲなど東北地方の正月儀礼にみられる来訪神にも似ています。
マユンガナシは、訪れたお家の母屋に向かって杖をついて小一時間カンフツをとなえ、
その後、家主に迎えられ饗応をうけ送りだされます。
カンフツの他に人間の言葉はしゃべらず、「フフーン」という咳払いでうけこたえします。
一連のやりとりはすべて川平方言でなされ、正直言ってほとんど意味はわかりませんでしたが、
地元の方の話では、カンフツには田畑の育み方や子孫繁栄が説かれていて、
家主はこれをうけ、この一年にあった出来事を織り交ぜながら神さまにお礼をいうのだそうです。
僕と一緒にそれをきいていた子供達の目に今年のまつりがありました。
島の祭りに見るものそれぞれ…いまの自分にいかしたいものです。
川平では、旧暦9月か10月の戊戌の日から5日間行われ、大晦日にあたる1日目の夜、
マユンガナシ(真世加郡志)という来訪神(あるいは神の使者)が二人一組で家々をまわり、
カンフツ(神口)と呼ばれる祝詞をとなえる儀礼があります。
撮影ができなかったため残念ながら写真はありませんが、
初めて見るマユンガナシは予想以上に厳かなものでした。
地元青年が扮したマユンガナシは、クバ蓑にクバ笠。
その姿は、淡路島に近年まで行われていたヤマドッサンにそっくり。
秋田のナマハゲなど東北地方の正月儀礼にみられる来訪神にも似ています。
マユンガナシは、訪れたお家の母屋に向かって杖をついて小一時間カンフツをとなえ、
その後、家主に迎えられ饗応をうけ送りだされます。
カンフツの他に人間の言葉はしゃべらず、「フフーン」という咳払いでうけこたえします。
一連のやりとりはすべて川平方言でなされ、正直言ってほとんど意味はわかりませんでしたが、
地元の方の話では、カンフツには田畑の育み方や子孫繁栄が説かれていて、
家主はこれをうけ、この一年にあった出来事を織り交ぜながら神さまにお礼をいうのだそうです。
僕と一緒にそれをきいていた子供達の目に今年のまつりがありました。
島の祭りに見るものそれぞれ…いまの自分にいかしたいものです。
Posted by sumao at 17:22│Comments(0)
│島日記