2006年07月16日

沖縄県大会優勝

沖縄県大会優勝

まず、ありがとう。
ガジュマル繁る球場に、歓喜の声が響きました。
八重山商工、沖縄県大会を制し、夏の甲子園初出場です。




次は夏の甲子園で会いましょう!
横浜に敗れた春に交わした約束をやぶって、やってきました沖縄市営球場。
「まったく、何しにきたの?」と宮良さんに笑われながら、
甲子園アルプスの写真係、思い新たにガジュマル球場に登板。
いてもたってもいられず大阪から駆けつけた準決勝、決勝。
まぶしい太陽の下、素晴らしいプレゼントをいただきました。
日々チームとともにはしってきたかっちゃんの目に、高木さんの目に、
大粒の涙です。

昨日、台風の影響で石垣空港で6時間足止めされての準決勝。
対戦相手は、名将・神谷監督が育て上げた強力打線の浦添商業。
三年生中心のメンバーでのぞむも、得点は敵失で得た1点のみ。
これを、ナガヤス、ユウタの力投で、全試合コールドで勝ち上がってきた打線を完封、
1点を守り切っての勝利に、スタンドはおおいにわきました。
これまで沖縄の応援をひっぱってきたアンガマ楽団は、実は浦添市吹奏楽団の有志。
島の応援団を思って響く「アンガマ行進曲」にも勇気づけられた試合でした。

沖縄県大会優勝

そして決勝、大入りの球場に、笑顔でのりこんだ八重山商工ナイン。
対するは、沖縄県内では公式戦負けなしの秋春王者・中部商業。
いつもいつも負ける気がしない僕らですが、
130名超の部員を擁する強豪校の大応援には、さすがに驚きました。
先制しリードした八重山商工でしたが、7回に3点を許し、一進一退。
8回、2番ダイスケがその場に倒れこむデッドボール。
ここで一発・・・誰もが祈ったそのとき、とびだした本塁打、バックスクリーン。
放ったのは、打率こそ残すもずっと打撃スランプになやんでいたナガヤス。
完全復活を告げる美しい放物線、応援団は心からよろこびました。

これまで、長い長い道のりがありました。
勝利の瞬間、マウンド上のエースのもとへ駆け寄るナインの姿に、
それぞれの十年が重なっていたはずです。
「か、かったぁ・・・」
何をきかれてもそれしか言えなかった、かっちゃんのぐしゃぐしゃの顔が、
はじまりにあるつぼみです。

集大成の夏、ともに咲かせましょう。
真っ赤なデイゴの咲く小径。

第88回全国高校野球選手権大会は、8/6開幕。
あなたの場所から、声援よろしく。
かならず、届きます!


※この記事は事後に更新されたものです。


同じカテゴリー(八商工)の記事
今夏
今夏(2007-07-02 15:58)

スターティングデイ
スターティングデイ(2007-03-02 14:44)


Posted by sumao at 22:00│Comments(0)八商工
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。